楽器をするなら、まずピアノ!

ピアノの構造を知る
ピアノの構造がどのようになっているのか、また材質にどういったものが使われているのか、どのようにして音が出るのかを解説していきます。
ピアノの弦は1本につき平均90キロという強い力で張られています。したがって、ピアノを弾かなくても、時間がたつにつれて、次第に弦が伸びていきす。その結果、音程が乱れていくため、定期的な調律が必要になってきます。調律は、ピアノの健康診断として重要なもので、どのくらいのペースで調律を行うと良いかは、正しい音で弾くために、少なくとも1年に1度は必要になってきます。特に、ピアノを購入して間もないときは(最初の1年間)、弦の伸びが大きいので、年に2度は必要になってきます。
調律はピアノの技術的なお手入れ全体を指し、主に「整調」、「調律」、「整音」の3つの作業を行います。まず「調律」で、弦の一端が巻きつけてあるチューニングピンを、チューニングハンマーという道具で締めたり弛めたりすることで88鍵を音楽として成立する音律に仕上げる作業をします。次に「整調」はピアノにとって、調律と同時進行行う必要のある作業です。「音まずが出ない、出にくい」、「鍵盤の動きが悪い」、「ハンマーが2度うちしてしまう」などは、整調が正しくない場合に起こります。主に鍵盤からアクションまでの機械的な動作を88鍵均一な動作になるようにしていく作業のことです。最後に「整音」でピアノの発声をきれいな声の出し方にしてあげる作業です。ピッカーと呼ばれる針をさして、ハンマーヘッドの硬さや弾力を調整し、音量、音色、全体の音のバランスを整えてあげます。これらの作業は一般的に演奏者が行うのではなく、通常ピアノの調律ができる技術者が行います。3つの作業はバラバラに行われるのではなく、全体のバランスが大切で、調律の仕上げとして、ピアノ全体を鳴らし、望ましいバランスに保たれているかどうかを確認していくのです。